牧場求人のデメリット
牧場求人は、他の職種と比べて精神的ストレスが少ないため、精神衛生に良いと言うメリットがあります。しかし、メリットだけではなく、デメリットもあることも考えなければなりません。デメリットとしては、労働時間に比べて給料が安いと言うことがあります。給料は、地方により異なりますが、私が住んでいる島根県の場合は、15万円程度です。15万円となると、一人で生活していくのがやっとと言う程度の収入です。
労働時間に関しては、朝の7時もしくはそれより前から、午後7時程度です。12時間のうちに不定期に休みがある働き方です。長時間労働で、朝早くから夜までのため、十分な休みがとれません。休日については、法人で農業や酪農をしている場合は、決まった曜日に休みがあることもあります。しかし、中小規模の牧場ではなかなか休みがとれないこともあります。とれたとしても不定休のため、なかなか予定を入れることができません。
デメリットに関しては、どのように考えるかは、その人次第であると思います。動物が好きな人にとっては、一日中動物と関わることが出来るため、賃金以上の価値があると思います。しかし、給料が目当てで働くとすれば、農業より良い給料の求人は沢山あるため、あまり魅力的ではありません。
牧場の求人で心しておきたい事
牧場の仕事は動物とふれ合いながら出来る事もあり動物好きにはとても嬉しい仕事です。ただ求人応募するにあたって少し大変な事もあります。一つは体力面で牧場の仕事は餌やりや牛舎等の掃除が必要になってきます。大きい牧場ほど力仕事は大変ですが加えて動物なので臭いもしてきます。それを踏まえて掃除する必要がある事を覚えておきましょう。
牧場で仕事をしていると自然や動物とのふれ合い以外にも命の誕生や成長も見る機会があると思います。普段絶対に見ることの出来ない動物の命の産まれる瞬間は言葉にならない感動で牧場で働いて良かったと思えるはずです。成長する時間も一緒に過ごす事で絆が深まっていくのも牧場ならではだと思います。次第に動物がしてほしい事やお腹がすいた事が雰囲気で分かってきた時には動物の事に詳しくなっているはずです。
また牧場の求人では食事にも注目してみましょう。牧場なので美味しい乳製品やお肉が食べられ、もしかするとまかないで食べられるかも知れません。お世話した牛から絞った牛乳が美味しいソフトクリームになってお客様に喜ばれている姿を見たら嬉しくなってくるはずです。動物とふれ合えて商品としても人に喜んでもらえるのが牧場の仕事と言えます。